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京のひとひら | KYO NO HITOHIRA

京都プチ雑学

私にとっての秋といえば、まさに「読書の秋」です。
最近本屋さんに立ち寄った際、面白そうな本を見つけたのでご紹介させて頂きます。

その名も『京都「地理・地名・地図」の謎』。

京都には、結構不思議に思う地名、なんて読むのかわからない地名、疑問に思う地名がたくさんあります。
そんな、皆が「ん?」と思うけど、調べるほどでもない。という不思議の答えが載っている、なかなかに読み応えのありそうな本です。

かねがね私が「なんでだろう」と思いつつ、調べるほどでもなかった疑問が1つ。それは…

「右京区」と「左京区」は、なぜ左右が逆なのか。

皆様はご存知でしょうか。
その答えがずばり、載っていました。

中国には古くから「天子は南面す」というしきたりがあり、国の君主である天子は南に向かって政治をとること、とされていたそうで天子がいる宮殿は南に向かって建てられていました。
日本もそれにならって、平安京が造営された際も大内裏を南に向けて建てられた為、天皇のいる御所からみて右側が右京、左側が左京とされ、現在の右京区、左京区となったそうです。

「天子は南面す」というしきたりは、太陽が真昼の一番高い位置にいるときは、南から世界を照らして物事をよく見えるようにしているので、世の中をしっかりと見つめるため南に向いて、光明に向かって政治を行うのが良い、という古代より伝わった考え方がもとになっています。
良く考えられた上で御所は建てられていたのですね。

温故知新。
故きを温(たず)ねて新しきを知る。
こうやって、京都の歴史を知った上で改めて京都を見てみると、今までに見えなかった京都の新しい一面を知ることが出来るかもしれません。

読書の秋、に加え、京都は「旅行の秋」な方がたくさん観光に訪れます。
皆様もこんな本を携えて、新たな発見を探して京都を旅してみてはいかがでしょうか。

LSTウエディング
和婚プランナー 加納 愛美

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【 2010年10月01日 】【 京のコト
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